東京をはじめ横浜市や千葉市で講習が開催

他の物質を溶かすことができる有機物を有機溶剤と呼び、シンナーやトルエン、エタノールやガソリンなどが代表的です

いずれも蓋を開けたままにしておくと、液量が減るのが特徴です。

これは空気中に蒸気として舞い上がる性質がある、いわゆる気化と呼ばれる化学反応でもあり、気化した気体には有毒な成分が含まれていて人がそれを吸い込むと健康への悪影響が与えられるリスクが大きいともいいます。

さらに、これらの液体は引火性を持つ液体化合物ですから、特定の場所で管理保管が求められますし、作業で持ち出す場合にも一定のルールを設けておくことが事故を事前に防ぐコツにも繋がります。

工場の中には、有機溶剤作業主任者と呼ぶ有資格者を選任することが定められていて、技術技能講習センター株式会社の講習の一つにこの資格を得ることができるコースが用意されています。

技術技能講習センターは、東京都の練馬区に2か所、神奈川県の横浜市および千葉県の千葉市にそれぞれ1つずつ講習の会場となる施設が用意してあります。

講習日程は、技術技能講習センターのホームページの右上にあるメニューから講習案内を選んで表示されるウェブページ内に「有機溶剤作業主任者」の項目があるので、これをクリックすることで各会場での講習スケジュールを見ることができます。

なお、この講習は技能講習と呼ばれるもので2日間のカリキュラムの中で得た知識は、作業者の安全確保および薬品管理に役立てることができます。